幼稚園時代から夢中になって一緒になって読んだ『かいけつゾロリ』シリーズ
大人であっても、わくわくしながら読めるというのは非常にありがたかったです。
正直、子どもに合わせて遊びには退屈なものもありました。
しかし、ゾロリの読み聞かせは、繰り返し読んでもおもしろい。
ゾロリが誕生した、みずしま志穂先生の『ほうれんそうマン』シリーズから初期の作品、続編がでるたび、読んできました。
そんな中、子ども達も小学生中学年くらいになると、だんだんゾロリを卒業。
寂しくもありますが、成長を感じます。
ゾロリは作品数も多く、たくさん好きな作品がありますが、その中でも特にお気に入りを残しました。
本の整理をしても残ったゾロリたち10選
かいけつゾロリのめいたんていとうじょう
ゾロリが名探偵となって事件を解決するお話です。名探偵コナンならぬ、猫の「コニャン」や、笑い声の独特なもぐらの「グラモ」が出てきて、謎解きを楽しむというよりは、不審な登場人物の行動がおもしろいです。
かいけつゾロリのにんじゃ大さくせん
お金がかからないようにゾロリ流にんじゃを工夫して、あみだしていくところが好きです。ゾロリたちはお腹をすかせていることも多く、お金がない、けど、まったく悲壮感がないところも大好きです。読み聞かせのときに、「おらのいがぐりまきびしだー」を全力でよんでいました。
かいけつゾロリのてんごくとじごく
ゾロリを地獄へ連れて行こうとする「あくま」とのこぜりあいが好きです。
かいけつゾロリのじごくりょこう
てんごくとじごくの続編です。ゾロリたちにかかると、地獄の試練さえもユーモラスになっていくところが素晴らしいです。一度死んだ原因の巨大たこやきを平らげる強靭な精神にも脱帽です。
かいけつゾロリのきょうふのカーレース
初期のほうの作品で、シンプルな感じがします。分かりやすい展開で、うちの子ども達にも好評です。
かいけつゾロリちきゅうさいごの日
とにかく「おなら」が壮大なスケールとなっていて、小さい子たちは大喜びする子が多いのではないでしょうか。
かいけつゾロリたべるぜ!大ぐいせんしゅけん
ゾロリには、有名人のパロディが登場するところも見どころの一つです。大食いで活躍していた、タレントの方々や、大きく太ったゾロリ・イシシ・ノシシが見られます。
かいけつゾロリなぞのスパイとチョコレート
ゾロリはおよめさんを探して旅をしているのだったと思い出す一冊。スパイとしてツッコミどころ満載の「ルドジ」が子ども達との読み聞かせを盛り上げくれます。続編に、なぞのスパイと100本のバラがあります。
かいけつゾロリきょうふのようかいえんそく
ゾロリが先生となって、ようかいの子ども達と遠足に行きます。その道中で、ようかいの子ども達がどんどん成長していくのですが、内容が盛りだくさんで濃い一冊に思います。
かいけつゾロリきょうふのちょうとっきゅう
個人的に一番好きなお話です。出てくる豪華弁当が本当に食べたいし、読み進めていくうちに、あ、そういうことかぁと納得する話で、ややゾロリの中では大人びた部類に入る気がしました。
上の子は中学生ですが、ゾロリは家に置いておきたいと言います。頻度は少ないですが、読み返しているときもあります。
ゾロリの世界には安心感があり、子ども達との幸せなひと時を作ってくれた大好きな作品です。
以上、家にあるゾロリ紹介でした。